ポンコツエンジニアの読書記録。

30代のポンコツプラントエンジニアです。読書記録をつけることで、知識の定着を目論んでいます。

#19 なるほどデザイン;デザインは擬人化だ!!

 メール書いたり、パワーポイント作ったりしてると、あれ?これでいいかな?って思う時が多々あります。そんなときは、

・表現したいことはあるけど、何か違う。でもどうして良いか分かわからない状態

・メンドくさいから、デフォルトフォントで無難に終わらせて終了

・あれこれ詰め込みすぎて雑多な資料で、不満足だけど提出。

 

これって時間の無駄だし、効率悪いですね。高効率業務を目指すため勉強してみました。

この本が教えてくれたことは

1.説明したいターゲットを明確にすること

 まずは、「なんのためにデザインするか」というターゲットを明確にすること。

 知識レベルや伝えたい内容、関心の高さや状況によって左右されます。

 これを明確にしないと資料としても統一性がなくなり、受け取った側の満足度も低く

 なってしまい、踏んだり蹴ったり。誰に何をどう伝えたいかをしっかり示そう。

 特に、不特定多数に送る場合は宛先相手を見て送るのか、全員が理解するように送る

 べきなのか悩ましいですね。 

2.資料の擬人化

 書体 = 声色、文字と行間 = 話し方、文字と写真の配置 = 人々、あしらい = 女性、

 色 = 年代と置き換えることで、自分が表現したい内容をクリアにします。

 しっかり、強く強調したいのか、諭すような文書にしたいのか。確かに、伝えたい事

 は様々です。擬人化イメージを持って普段の仕事にも取り組みたいですね。

 ディフォルト作業は停滞です!!工夫あるのみ!

3.データのビジュアル化

 資料としてのデータはそのままでは解析が必要なので本人の意図は何も伝わりま

 せん。でも、表現を薄くしてみたり、写真を挿入したり、擬人化を使って一箇所を

 強く強調したりと、方法は様々です。

 ビジュアル化のイメージは空の容器に色を入れている感覚だそうで、抽出したエキス

 は何色だろう?と考えると効果的。一朝一夕でできる芸当ではないですが、イメージを

 強く持って試してみたいと思います。

 

タイトルに"目で見て楽しむデザインの本"とあるように、絵が豊富でデザインカタログのようになっていました。知識レベルの低い人に、デザインのバリエーションをいくつも示して関心をもってもらおうという趣旨が伝わってきます。

前に読んだ、伝わるデザインの基本はルールをしっかり教えてくれましたが、これはルールは少しで感覚的に学ぶことができます。

資料作成に困った時、パラパラ眺めてヒントを探すのに使えそうです。