ポンコツエンジニアの読書記録。

30代のポンコツプラントエンジニアです。読書記録をつけることで、知識の定着を目論んでいます。

2018-01-01から1年間の記事一覧

#14 誰が音楽をタダにした?;MP3の開発秘話

MP3の発明で音楽業界で起こったことを多角的に纏めてくれたノンフィクションです。 中学生ではMDが流行りましたね。レンタルCD借りてきて、MDに取り込んで、一つ一つ名称を付けていきました。 高校1年生の時にipodが発売されてすぐ購入。ここから基本的には…

#13 エネルギー(上)(下);利権ビジネス小説

エネルギー業界に関して何か読みたくなり手に取りました。 -サハリンプロジェクトを狙う商社マン -燃料トレードを生業とするトレーダー -イラン油田ビジネスに邁進する商社マン -環境団体の人々 -エネルギー関係の議員と官僚 エネルギービジネスに関わる上流…

#12 欧州先進事例に学ぶデジタル時代の電力イノベーション戦略;衰退する火力のヒントとなるか

電力事業に関わる身として、現在の状況を勉強したくて購入してみました。 特に火力はパリ協定による影響で、逆風の最中ですが、プラントエンジニアとして 何ができるか考える上でも、先端事例を知識として取り入れておくのは重要だと思います。 さて、この本…

#11 世界からバナナがなくなるまえに;科学者たちの奮闘

タイトルに惹かれて買ってしまいました。 世界からバナナがなくなるってなんだって感じでしたが、内容はシリアスです。普段私たちが気にしていない、ありふれた食材は実は科学者達の努力と偶然による産物でしかなく、一歩間違えば食糧危機に陥る状況にある事…

#10 クラッシャー上司;人の気持ちになって仕事をしよう

パワハラが横行している職場に勤めている私はクラッシャー上司の傾向と対策を学ぶためにこの本を取りました。 というのも、入社して以来、クラッシャー上司以外と、仕事したことなかったからです。 -時差があるのに平気で現地時間の真夜中に電話してきて、電…

#9 料理の四面体;洒落た料理も見方を変えると!

youtubeを見ていたら林先生が論理的思考とはということで"料理の四面体"を紹介して興味を持ち購入してみました。 初回は1980年に発行されており、自分よりも年上の本です。 世界中で多様な料理を口にした著者は、各地域の料理をざっくりと説明してくれました…

#8 ホーキング、宇宙を語る;難解な宇宙の世界

初回発行は1995年と23年前の本です。 23年前といえば、9歳です。この時、この本を手にとって読んだら、きっと何をいっているかチンプンカンプンだったでしょう。32歳になって読んでもよく理解できませんでした。 アマゾンレビューを読んだら、楽しく読めたと…

#7 黒い家;サイコパスホラー小説。

20年前の小説ですが、怖い怖いというレビューを読んで購入してみました。 生命保険会社に勤める主人公が一本の電話をきっかけに、黒い家の住人に追い込まれる話でした。 作者の貴志祐介さんの作品は、天使の囀り、新世界より、悪の教典と読みましたが、今回…

#6 世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?;サラリーマンに必要な倫理論!?

私は美意識が無いと自負しています。絵画を見に行く趣味もないし、楽器も嗜みません。 本書で説いているのは、美術的な美意識から発展して美しい仕事のやり方、考え方とは何かを説いています。では、美意識を鍛える目的とは? 1.倫理的・理性的な情報処理ス…

#5 Hillbilly Elegy(ヒルビリー エレジー);白人アメリカ人の生活

ヒルビリー・エレジー(田舎者の哀歌)を読みました。イェール大学ロースクールを卒業した著者が経験した幼少期〜現在に至るまでを綴った回想録です。 そこには、大学を卒業せず、労働者階層の一員として働く白人アメリカ人の実情が綴られています。全米で100…

#4 伝わるデザインの基本;プレゼン資料に向けて

会社では、メール、パワーポイント、工程表などなど。様々な場所でアウトプットが求められます。 社外メールでも凄くキレイで読みやすいフレームを使う人。と思ったら、ずらずら記載しているだけで読みにくいメールを送ってくる人。様々です。 そこで、ふと…

#3 サピエンス全史 上下;人間の創造

ビジネス書大賞 大賞受賞作品です。 大賞を受賞するだけあって、上下巻の長さにも関わらず一気読みできてしまいます。 終始テーマとして、「人間は何から創造し行動してきたか」 狩猟時代は、サピエンスが勢力を強てめいない頃、そこには、ネアンデルタール…

#2 紛争地の看護師 ; 紛争現場の最前線

2010年から国境なき医師団に参加され紛争地帯の最前線で活躍されている方の本です。 取り繕った言葉ではなく、ありのまま感じたことが書かれていて臨場感というか生々しいです。どんなに厳しい生活環境、見ることも辛いであろう患者、その国が抱えているジレ…

#1 AI vs. 教科書が読めない子どもたち ;国語の重要性

読書感想文1回目 AIで組まれた東ロボ君の現状と今後このロボを成長させるのに必要な内容を 説いた本です。 今後AIに取って代わって仕事を奪われるのでは?東ロボ君ってどうやって成り立っているの?などの疑問に対して丁寧に説明されています。 この本ではっ…