#27 数学の言葉で世界を見たら 父から娘に贈る数学;インテリお父さんが贈る語学留学
物理学者である著者が、数字の概念から素数や無限の概念まで満遍なく説明してくれている本です。
優しい口調で書かれており、最近読んだ本の中ではダントツで面白かったです。
はじめの方は読んでいるだけでも納得し、スラスラ進みますが後半の微分積分や多次元方程 は紙に計算式を書いてみないとよく分からなくなってしまいます。
この本の思いとしては、日本語と英語のバイリンガルとして育つ事で、物事をより幅広くより深く考える事ができる。そして、数学も言葉の一つとしてトリリンガルとして活躍してほしいと括っています。
数学的な考え方ができる事で、騙されない。妥当な判断ができるようになるということです。
小学校では算数、中学校から数学に触れてきましたが、どの章を読んでもへー。ってなる内容が散りばめられています。
みんなが鍵を持っているのに、秘密を保持したままインターネット上で二者間通信ができる理由は?
ギャンブルはオーナー側が勝つようになっている仕組みは?
気になったら手にとって読んでみよう。
kindleで読みましたが、紙で持っておきたいです。子供に読ませたい!!
数学の言葉で世界を見たら 父から娘に贈る数学 (幻冬舎単行本)
- 作者: 大栗博司
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2015/03/19
- メディア: Kindle版
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