ポンコツエンジニアの読書記録。

30代のポンコツプラントエンジニアです。読書記録をつけることで、知識の定着を目論んでいます。

#24 伝わる・揺さぶる!文章を書く;雑な文書で損しないために。

 読書記録をつけ出して、半年が経ちました。

なかなか文書が上達しないなー。と思いながらも、具体的な方法が思い浮かばなくて、文書も鍛えなければ上達しないぞ!とはっぱをかけるためにこの本を手に取りました。

この本を読んでためになったのは、下の三つ。

1.文書を書くときの動機付け。

論点、つまり何を書くかを決めるとき、一番大切なのは自分の動機だ。興味が持てない、書くモチベーションが無い論点は選ばない方がいいのはもちらのだが、単に、おもしろおかしいというだけでは、動機がはっきりしない論点も選ばない方がいい。書くという作業は意外に苦しく、浅薄な動機では持たないからだ。自分にとって切実な問いを選べば、たとえ苦しくても書かずにはいられないし、良い文章になる可能性が高い。

そして、読み手の要求からそれていないか。読み手にとっても興味が持てる問いになっているだろうか。(p1179)

 例えば、読書感想文が上手くなりたいと言った動機なら、なぜ読書感想文が上手くなりたいのか。→みんなにブログを読んでもらいたいから。みたいな動機付けをしっかり持って書きなさいという事ですね。ただ、このためには、漠然と本を読むのではなく、何かを得る。それを発信するという動機を持って取り組まないといけません。

 

2.対象者は??

結果を出す文書を書こうと思ったら、相手との関係は、こっちの「つもり」ではなく、相手から見たときの、あなたとの距離、関係性を基準にすることだ。

 今、この文書を読んでいる人との関係性をしっかりイメージする事。このブログベースで考えると、この本に興味あるけど、自分の知りたい、習得したい内容が書かれているかな?って思った人が訪れた場合、しっかり答えを見つける事ができるのかという解釈になると思います。そういう視点で文書を書いていこうと再確認です。

 3.伝え方は?

コミュニケーションにおいて、人から見られる自分ではなく、自分が目指す自分にあわせようとして表現を練っていくと、相手との溝をとても大きくしてしまう事がある。つまり書き手のこだわりと、読み手が求めている事が乖離していくのだ。

 言葉でも互いにうまく伝わらないなか、文書で相手を理解させるのはかなり難しいですね。ブログなら相手が知りたい内容や何が学べるんだろうかという事をしっかり伝えるようになりたいですね。
そのためにも、読むということに潜没しないといけないです。
 
んー。まだまだ精進。
 

 

伝わる・揺さぶる!文章を書く (PHP新書)

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